ブムタン

ブムタン

ブムタンはチュメイ、チョコル、タン、ウラという四つの谷からなり、チョコル谷にはジャカ-ル・ゾンがあります。ブムタンはまた、ブ-タン全土に不思議な魅力を響かせる名前でもあります。暗い森が茂り、神秘的な川が流れていて、ブ-タンの歴史や奇妙な神話が潜んでいるところなのです。何世紀にもわたって、ペマ・リンパやグル・リンポチェ、ロンチェン・ラブジャンパなどの有名な聖人によって多くの寺院や僧院が建てられた場所でもあります。

ジャカ-ル・ゾンはもともと16世紀に建てられました。しかし1897年に地震と火事で崩壊してしまいました。そして20世紀初頭に完全に再建されました。チョコル谷中央の尾根の上に建っていて、ブムタン地区の行政府が置かれています。

クジェ・ラカンはグル・リンポチェが岩山で瞑想したときに岩の上に残された影(クジェ)にちなんで名付けられましたが、その影は3つある建物の一番古い建物の中の洞穴に残っています。第一番目の建物は1652年にトンサの県知事が建てたもので、第三番目の新しい建物は1990年にアシ・ケサン・ウォンチュク皇太后によって建てられました。

ジャンベ・ラカンは659年に、パロの近くのキチュ・ラカンが建てられたのとまったく同じ日にチベットの王様によって建てられました。中央の像はジャンパ、つまり未来仏で、その両脇に現在仏と過去仏があります。その後、ここにはいくつかの寺院が建て増されました。グル・リンポチェもブムタンに来たときにこの寺院を訪れています。

ウラ
中央ブ-タンにある最後の谷、ウラ谷はブムタンでは一番高いところに位置します。晴れた日には、ウラ・ラ峠からガンカ-・プンスン山(3600メ-トル)のすばらしい眺めが楽しめます。新しいウラ・ラカンはグル・リンポチェに捧げられたもので、見事な宗教画が見られます。東に向かって山を登り始める前に、ウラ村とその新しい僧院に立ち寄るのも楽しいでしょう。